公園やビーチに人出/県緊急事態宣言解除
小中学校の部活も再開/「体動かすと気持ち良い」
県独自の緊急事態宣言が解除された6日、市内の公園やビーチでは家族連れや観光客などの人出が見られた。小、中学校の部活動も再開。平良第一小学校では同校野球チームが1カ月ぶりに練習に汗を流した。運動場には児童たちの元気な掛け声が響いていた。
同宣言は5日までで公園などが利用できるようになるのは6日からだったが、一部の市民の間で誤解があった。カカマ嶺公園や盛加越公園などで5日、利用できると思った市民らが遊ぶ姿が見られた。
パイナガマ海空すこやか公園は5日まで門が閉ざされていて、この日から開放された。同公園では走り回ったり、ボール遊びをする子どもたちの歓声で沸いていた。
友達5人で遊びに来た友利新さん(北中2年)は「最近は家でネットゲームばかりしていた。久しぶりの外出。体を動かすと気持ちが良く、楽しい」と笑顔で話した。
平良第一小学校では、野球チームが練習を再開した。2チームに分かれて試合形式を行い、児童たちは久しぶりにボールを投げたり、打ったりしてダイヤモンドを駆け巡っていた。
平一レンジャーズ低学年、ジュニアの前泊秀敏監督は「1カ月ぶりの練習になるが、子どもたちもストレスがたまっていたと思う。目標を持って野球が楽しめるように、子どもたちをサポートしていきたい」と抱負を語った。
屋外の施設で閉鎖されていたのは、パイナガマビーチ、パイナガマ海空すこやか公園、城辺運動公園(野球場含む)、大嶽城址公園、盛加越公園、カカマ嶺公園、平成の森公園、伊良部カントリーパーク、池原公園、大野越公園、下地公園(野球場含む)など。