小松さん(ミス宮古島サンゴ)に辞令交付/市消防本部
一日救急隊長 隊員に激励訓示も
「救急の日」にちなんだ啓発活動の一環として市消防本部は9日、ミス宮古島(サンゴ)の小松里紗さんに「一日救急隊長」の辞令を交付した。
同本部で行われた交付式では、砂川忠志消防署長から、小松さんに辞令が交付され、たすきも掛けられた。
交付後には、隊員に対する訓示も行われ、小松さんは「これまで培ってきた知識と技術を基礎として、これからもその使命を十分に認識し、市民の期待に応えられるよう活躍を期待している」と激励した。
例年、一日救急隊長は、市内のスーパー前などで、救急業務や医療に対する理解のほか救急車の適正利用を呼び掛けるチラシを配布していたが、今年は新型コロナウイルス感染予防の観点から中止となった。
同本部によると、今年1月~8月31日までの救急出動件数は1959件で、そのうち搬送人員は1804人となっている。
今年の特徴としては、緊急事態宣言中の出動回数が少なかったとしている。
毎年9月9日は語呂合わせで「救急の日」。この日を含む1週間は「救急医療週間」に定められており、期間中は全国各地で啓発活動が展開される。