コロナ安全サイト開設 宮古島観光協/優良施設にステッカー
宮古島観光協会は23日、会見を開き、「新型コロナウイルス対策 安心安全サイト」を開設し、同サイトの閲覧が可能になったことを発表した。サイトでは感染症対策のガイドラインに沿った対策を順守している施設を掲載しており、特に優秀な対策を実施している施設が「優良アイコン」マークで分かるようになっている。会見の後、泡盛と沖縄料理「郷家」で同協会の砂川靖夫副会長から同店の奥平幸司代表へ優良施設のステッカーが贈られた。
同サイトはコロナ禍の状況で来島した観光客に守ってほしいことや、新型コロナウイルス感染症対策を行っている施設の案内を目的に立ち上げられた。
対象となる施設は飲食店、交通、レジャー、観光・土産などとなっている。
また、施設ではポスターやステッカーを張り、それに表示されている「QRコード」を読み込むことで入店前に施設の対策状況を知ることができる。
掲載を希望する店舗は、観光協会ホームページから施設登録を。登録後、同協会が調査し、優良店、掲載店、掲載不可の3段階にランク付けする。
同サイトには現在、飲食店58店舗、宿泊施設112施設が登録。同協会の巡回チェックを終了した飲食店14店舗、宿泊施設27施設が掲載されている。
優良施設に贈られるステッカーには、市のイメージキャラクター「みーや」が悪疫を退散する妖怪「アマビエ」に扮(ふん)した「ミヤビエ」のイラストが描かれている。
同協会によると巡回チェックで優良店に選ばれなくても、巡回チェックは何度でも受けられるのでアドバイスを受け、改善することで優良店を目指すことができるという。
砂川副会長は「宮古島の各店舗では、入店前の手指消毒などコロナ感染防止の意識が高まっている。慣れてくると行き届かないことも出てくるので、徹底的に予防対策をしてほしい」と話した。