野外ライブで観客沸かす/小学生バンド「レオクラブ」
クイーンメドレー熱唱
小学生だけで構成されたバンド「レオクラブバンド」が26日、ひらら児童館屋外スペースでチャリティーライブを行った。バンド結成からわずか1年足らずだが、小学生とは思えないほどのパワフルな演奏と、エネルギッシュなボーカルで会場を大いに沸かせた。
世界食糧デーに併せたイベントとして実施された。子供たちにカレーライスが振る舞われたほか、会場には募金箱を設置して協力を呼び掛けていた。
バンドはクイーンメドレーやボンジョヴィ、モンゴル800の代表曲を演奏した。クイーンメドレーの中の、「ウィー・ウィル・ロック・ユー」では観客総立ちとなった。「ハンマー・トゥ・フォール」では観客とのコール&レスポンスを再現して見せた。
バンドリーダーの若林哲平君(平良第一小5年)は「みんな盛り上がっていたので楽しかった。野外は音も大きく出せるので気持ち良かった」とライブを振り返った。
レオクラブは青少年育成を目的としたライオンズクラブの下部団体で、代表を務める大熊範彦さんはメジャーデビュー経験のある元バンドマン。子供たちは音楽未経験者ばかりだったが、指導を受けて急成長した。
ライブを見た50代男性は「演奏レベルの高さにびっくりした。観客を楽しませる演出もすごい。将来が楽しみ」と話した。
バンドメンバーは次の皆さん。(敬称略)
ボーカル=湊ナラヤン渚音(平良第一小5年)▽ギター=若林哲平(同)▽ベース=池村琉人(東小4年)▽ドラム=山下ゆうと(北小4年)、前泊佳音(平良第一小5年)▽キーボード・ドラム=福原清長(北小6年)