互いに交流、魅力発信へ/宮古・松本JC
新規航空路線就航目指し
長野県の松本青年会議所(JC)の会員とその家族ら53人が3日、チャーター便で下地島空港に到着。宮古JCのメンバーらから盛大な歓迎を受けた。今回の来島は、松本と下地島を結ぶ航空路線の新規就航を目指したもので、今後は、宮古JCのメンバーも松本市を訪れて互いに交流を深め、双方がその魅力を発信していくとしている。目的が実現すれば、双方のさらなる観光振興と経済的な効果にも期待が高まっている。
出迎えた宮古JCの多宇陽祐理事長は「ようこそ宮古島へ。松本空港と下地島空港の航空路線就航を目指して、互いに交流を深めていこう」と歓迎した。
松本JCの小林篤史理事長は「来島3回目だが、来るたびにその素晴らしさに感動している。これから2泊3日はぜひ、一人一人が宮古島の魅力を発見して松本に持ち帰ってほしい。また、宮古から松本に訪れるメンバーもその魅力を宮古に持ち帰ってほしい」と呼び掛けた。
今回の来島の事業名は「松本の空を熱くする~信州まつもと空港⇔宮古島・下地島空港をつなぐ~」で、松本側は来島したメンバーが、松本地域の人たちに宮古島の魅力をアピールする。
今月5日には、宮古JCのメンバーも松本市を訪れる予定で、その魅力を持ち帰って宮古島で発信することで、双方向性を持ったつながりが生まれ、新規就航への契機にしようとしている。
松本JCの来島メンバーは期間中、宮古の各観光地を訪れて楽しむほか、下地敏彦市長に対する表敬訪問などを予定している。