観光地をイメージアップ/宮古島市
駐車場やトイレなど整備へ
宮古島に来島する観光客や市民へのサービス向上を図るため市は、観光地にあるトイレや案内表示板、駐車場などの改修・整備を今年4月以降をめどに実施する。島のイメージアップを図るためで、2010年度の政府補正予算で決定した地域活性化交付金の「きめ細かな交付金」をあてる。
市観光商工局によると、トイレ施設の改修は▽前浜ビーチ(2カ所)▽池間大橋の狩俣側と池間側▽通り池-の計5カ所を計画。高齢者や身障者に配慮して、一部を洋式トイレに替えるなどの工事を実施する。
案内表示板は、合併後も旧市町村のままだった表示を宮古島市に書き換えるほか、前浜ビーチのウインディまいばまの駐車場を整備し、身障者用スペースの確保や大型バスが行き来しやすいようにする。
また、保良泉ビーチ(城辺)のプールやドイツ文化村(上野)内にあるレストランも老朽化していることから一部改修する。
予算については、25日の市議会臨時会で事業の承認を受けてから詰める方針。同局では「いくら景色が良くても施設が悪ければそれだけ印象も悪くなる」と話し順次、施設の充実を図っていく計画だ。また、高齢者や身障者に配慮したバリアフリーでの整備を進める。