自動精算機の利便性向上/宮古空港駐車場
5000円、1万円使用可能/新機種導入 満車時は入場制限も
宮古空港駐車場の自動精算機がこのほど変更され、新しい機種の導入で利用者の利便性が向上している。その一方で、「駐車料金が発生するまでの間隔が短くなっている」との戸惑いの声も出ている。利便性の部分では従来の機種ではできなかった高額紙幣(1万円、5000円)の使用が可能になっている。戸惑いの部分では以前は入場してから10分程度は料金が発生していなかったが、現在は短時間で料金が発生するようになっているという。
駐車場利用者からは「これまでは高額紙幣の使用ができなかったのでとても不便だったが、現在は1万円も使用できるようになって便利になってよかった。いちいち出る前に財布の中身をチェックしないで済むようになった」と話した。
駐車場に入ってから料金が発生するまでの時間が短くなったことについては、一部の利用者から不満の声が出ていた。
料金発生の時間について、市建設部空港課は「基本的には、以前から駐車場に入ったら有料だった」とした上で「以前の精算機は不具合があって駐車場が満車時でも入場できてしまっていた。しかし、新しい精算機は満車時には入れないので以前とは違う状況になっている」と説明した。
そのほかにも「駐車場に間違って入ってしまったり、何かがあってすぐに出ないといけない状況などもあると思うので、料金発生までに多少の時間は設けているが、基本は駐車場に入った段階で料金が発生していることを利用者には理解してほしい」と呼び掛けた。
新しい自動精算機は9月1日から稼働している。