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産業・経済
2020年11月17日(火)8:59

アカジン、タコなど高値/宮古島漁協競り

取引が活発、キロ単価高騰


久しぶりにキロ単価が高騰した=16日、宮古島漁業協同組合の競り市

久しぶりにキロ単価が高騰した=16日、宮古島漁業協同組合の競り市

 宮古島漁業協同組合(儀保正司組合長)で16日午前、競り市場が開かれ、久しぶりにキロ単価が高騰し、高級魚アカジンミーバイが2500円、同じくアカマチ2050円、タコ1700円で競り落とされた。

 キロ単価の高騰は、仲買人と飲食業者との取引が活発になっていることが原因とされる。

 今夏はコロナ禍の影響で観光客の来島が激減。このため、飲食需要が落ち込み、仲買人と飲食業者との取引は低迷し、魚介類全体のキロ単価が暴落していた。

 11月に入ってから飲食需要は回復の傾向にあるようだ。

 この日の競り市には魚介類が20種以上、総重量約300㌔が上場された。

 競りは午前7時半に開始された。競り人の威勢のよい掛け声と共に次々と魚介類は競り落とされた。

 2019年度競り市実績のキロ平均単価と比べると、、アカジンミーバイが700円高値の2500円、アカマチが680円高い2050円、タコが460円高値の1700円だった。

 その他にアマクサが370円高値の1660円、甲イカが280円高い1680円だった。


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