社会・全般
2020年11月19日(木)8:58
「原案に同意」と答申/市都計審
新し尿処理施設の都市計画
市都市計画審議会(下地義治会長)は18日、下地敏彦市長が諮問した市伊良部佐和田に建設する新し尿処理施設の都市計画決定について原案に同意すると答申した。下地会長が市役所平良庁舎を訪れ、下地市長に答申書を手渡した。市は今後、県知事との協議を踏まえて12月中旬に都市計画の決定を告示し、2021年度から基本設計策定に着手し23年度完成、24年度の供用開始を目指す。
建設地は白鳥崎近くの旧伊良部町のし尿処理施設があった土地。敷地は約4000平方㍍。1日の処理能力は49㌔㍑。建設費は36億円を見込んでいる。
下地会長は「諮問のあった議案については原案に同意する旨決定した」と答申した。
下地市長は「答申いただき感謝。し尿処理施設の建設は市の喫緊の課題。観光や市民の生活の影響を考えると必要だと思っていた。計画に基づいてしっかりとやっていきたい」と話した。