好きな文字に思い込め/力作2000点を一堂に
未来創造セであすまで/全国はがき筆文字展開幕
第4回全国はがき筆文字展(主催・同実行委員会)が20日、市未来創造センター多目的ホールで開幕した。大賞5点のほか特別賞、特別会員の作品、全応募作品に加え、同展と合わせて行われている「フランス・パリ児童絵画展」の絵画など合計2000点余が展示されている。同展は22日まで。
同展には国内から1785点、海外から7点の応募があった。審査はオンラインで行われ、日本詩文書協会長の石飛博光氏、元文科省教科調査官の加藤東陽氏が審査員を務めた。また、今回は新型コロナウイルス感染症の影響により、表彰式や展示会の開会式は行わない。また、併せて開催されている「はがき新聞展」は150点が、「フランス絵画展」には指導者10点、生徒80点の作品が並んでいる。
実行委員会の伊志嶺亮委員長は「今年も開催できて良かった。新型コロナウイルスの影響で出品数が下がるかと思ったが、去年よりも増えたこともうれしい。開催のたびにレベルが向上している。会場に足を運んで作品を見てほしい」と話した。
宮古から市長賞を受賞した新里珠奈さん(上野中1年)は「このたびは宮古島市長賞をいただき本当にありがとうございます。私の大好きな宮古島の『島』という字で受賞できたことがとてもうれしく思う」と喜んだ。
教育長賞に選ばれた佐久田愛純さん(西城小5年)は「教育長賞だよとお母さんから聞いた時はびっくりしました。すごくうれしかったです。教えてくれた先生や送り迎えをしてくれる両親のおかげです。これからももっとがんばります」とのコメントした。
同展は今後、東京都、福島県、広島県などで巡回展を予定し、年明けにはフランスでも予定している。