補正予算13億円を追加/宮古島市
一般会計総額540億円に/41議案を12月定例会提出へ
市は30日に開会する市議会12月定例会に、13億4698万円を追加し一般会計予算の総額を540億973万円とする2020年度補正予算案や、うえのドイツ文化村の指定管理者の指定など予算議案8件、条例議案10件、議決議案21件、報告2件の計41議案を提出する。25日に行われた市議会全員協議会で説明した。
一般会計補正予算は、主な歳入が前年度繰越金12億9796万円、財政調整基金繰入金5億9510万円、国庫支出金6016万円、歳出は財政調整基金積立金9億1757万円、高齢者PCR検査助成事業2257万円、インフルエンザ予防接種費用5342万円、ふるさと納税事業1億2735万円を追加する。
議案では市老人福祉センターの移転に伴い位置および利用料金を改めるほか、クリーンセンタープラザ棟の設置および管理に関する条例やヤシガニ保護条例の一部を改正する。議決内容の一部変更については伊良部屋外運動場整備工事で設計変更に伴い契約金額を8億4364万円から3674万円増の8億8038万円とする。
うえのドイツ文化村の指定管理については南西楽園リゾート(高橋洋二代表)の議決を求めており、同定例会で議決されれば2021年4月1日から24年3月31日まで管理者となる。
このほか、指定管理者の指定については▽市郊外型エコハウス▽宮古島ICT交流センター▽七原、富名腰、与那覇区、洲鎌区、嘉手苅区、高千穂区の各コミュニティー供用施設▽荷川取、佐良浜、池間の各漁港の製氷冷蔵施設▽宮古島海中公園▽宮古島海宝館-も上程される。