04/15
2025
Tue
旧暦:3月18日 友引 甲 
教育・文化
2020年11月28日(土)8:58

小品から大作まで50点/未来創造センター

「かな書道展」始まる


会員の力作約50点が展示されているかな書道展=27日、市未来創造センター市民ギャラリー

会員の力作約50点が展示されているかな書道展=27日、市未来創造センター市民ギャラリー

 仮名を中心とした書道の展示会「かな書道展」(主催・正筆会宮古支部、かな書道サークル)が27日、市未来創造センター市民ギャラリーで始まった。半紙や色紙、短冊などの小品から「二尺八尺」と呼ばれる大作まで約50点を展示。初日から愛好家らが訪れ、「かすれ、余白の美」と形容される日本独自の書道文化を堪能していた。29日まで。

 作品は主に短歌や俳句で、久松公民館で活動する正筆会宮古支部、かな書道サークル会員の発表の場として初めて開催した。

 会場には正岡子規の「初日さす硯の海に波もなし」、松尾芭蕉の「閑さや岩にしみ入る蝉(セミ)の声」、与謝蕪村の「夕立や草葉をつかむむら雀(スズメ)」などの有名な俳句が、仮名と漢字で書かれている。

 主催する二つの団体の代表者、田場啓子さんは「仮名と漢字、文字と料紙の調和、余白、かすれの美しさを楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けた。

 作品を書いた会員たちには「発表の場があると、目標を持って取り組むことができる。展示会を通して交流を深められる」と意義を強調した。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2025年4月12日(土)9:00
9:00

「はしご旅」の魅力PR

旅行関係メディア招きトーク 1度の旅行で二つのホテルを「はしご」して異なる楽しみ方を味わう「宮古島はしご旅」を周知するトークセッションが9日、市内の飲食店で行われた。サントリーニホテル&ヴィラズ宮古島、ヒルトン沖縄宮古島リゾートと、両施設の「はしご旅」プランを…

2025年4月11日(金)9:00
9:00

安全利用向け協力を

重点区域追加で説明会/パイナガマビーチ   市港湾課(長濱正人課長)は10日、遊泳者の安全確保のため5月1日からパイナガマビーチを水上バイク等事故防止重点区域に指定することに係る利用者説明会を平良港ターミナルビルで行った。マリン関係事業者など約20人…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!