3488万円の補正提案/多良間
村議会12月定例会開会
【多良間】多良間村議会(森山実夫議長)12月定例会が9日、開会した。今例会は2020年度一般会計補正予算の歳入歳出にそれぞれ3488万円を追加し一般会計の歳入歳出総額を43億9238万円とする議案など6件が提案される。
提案されるのは予算案4件、議決議案1件、条例改正案1件の計6件。補正予算では歳出で農業費に3115万円を計上した。内訳は不発弾調査費1300万円、迎原(ンカイバル)地区ほ場整備工事費800万円、土地改良費事業費負担金500万円などとなっている。
初日は一般質問が行われ、富原安則氏、豊見山正氏、本村健次氏、安里三喜男氏、福嶺常夫氏の5人が登壇し、来年6月に予定されている村長選への現職の伊良皆光夫村長の出馬についてや新製糖工場事業費と使用料、水納島航路船などについて村当局と議論を展開した。
きょう10日は伊良皆村長が提案理由を説明し、提案された議案を審議する。条例改正案では屋外広告物条例の県から村への権限移譲による村の手数料条例を改正する。
村議会12月定例会の会期は9日から11日までの3日間を予定している。