創作活動の成果たたえる/市長・教育長賞93人表彰
コロナで作品展示は中止に/市民総合文化祭児童・生徒の部
児童・生徒の部の入賞者は▽書道129人▽美術100人▽俳句92人▽短歌78人▽作文27人▽詩54人▽自由研究19人▽工作52人-の延べ551人。全員に賞状が贈られるが、19日の表彰式では市長賞と教育長賞の受賞者を表彰した。
表彰式で下地市長は「日ごろから文化活動に取り組んできた成果が出品されている。皆さんの真剣な頑張りを強く感じられる作品に感激をしている」と入賞作品を評価し、「本当におめでとう。この受賞をきっかけにますます頑張ろう。文化や芸術のほか、勉強やスポーツにも一生懸命取り組んでこれまで以上に活躍してほしい」と激励した。
この後、書道部門で市長賞を受賞した平良第一小1年の大浦伶士(れいじ)君らを表彰。続けて全部門の受賞者に下地市長自ら賞状と記念の盾を手渡し、「おめでとう」と声を掛けながら入賞を祝福していた。
教育長賞の47人は宮國教育長が表彰した。その上で宮國教育長は「今年はコロナの影響で作品の展示ができず、残念に思う。それでも皆さんは立派な作品を出してくれた」と文化活動に積極的な児童生徒の頑張りをたたえ、「この受賞を励みにして来年の文化祭に向けて頑張ろう」と話した。
短歌で市長賞に輝いた宮古高校3年の陸蓮苑(れのん)さんは「展示がないのは残念ですが、市長賞を受賞できてうれしいし記念になりました」と喜び、「高校を卒業しても頑張っていきたい」と笑顔だった。