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社会・全般
宮古は新規感染なし 那覇市の専門学校でクラスター
県内で新たに22人が陽性
【那覇支社】県は20日、県関係で新たに10代から60代の男女22人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。宮古地区では確認されなかった。宮古での感染者累計は10月以降で94人、全体で142人のまま。療養状況は、宮古病院に入院中の感染者は軽症の1人で、宿泊施設での療養者はいないという。
同日は、那覇市内の専門学校で14日から18日にかけて学生5人が陽性となり、県内40例目のクラスター(感染者集団)に認定された。14日と15日に各1人の感染が判明し、濃厚接触者を検査したところ18日に3人の感染が確認されたという。
直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は、沖縄は11・39人で全国18位。1位は東京都の29・64人で、2位は大阪府(24・56人)、3位は広島県(23・83人)だった。
新型コロナ対応の病床利用率は、県全体で58.6%。新型コロナ以外の一般病床の利用率は、宮古地区で84・6%、八重山地区で82・9%、沖縄本島地区は91・7%となった。
オンラインで会見した保健医療部の糸数公保健衛生統括監は、人口10万人当たりの新規感染者数について「(人数、順位が)徐々に下がってきているのは間違いないが、クラスター(感染者集団)があると急に広がるのは何度も経験している。感染拡大地域からの移入例も考えないといけないし、一般病床の逼迫(ひっぱく)もまだ改善されていないので、緊張感を持って日々対応する必要がある」と述べた。
同日の感染者を居住地別に見ると、名護市が6人と最も多く、那覇市と南部保健所管内、沖縄市が各4人、糸満市と北部保健所管内、宜野湾市、中部保健所管内各1人。本島北部地区、那覇市など南部地区での感染が目立った。
県警戒レベル判断7指標は、直近1週間の新規感染者数(168人)と病床占有率(58・6%)、療養者数(294人)、重症者用病床占有率(40・0%)の4指標が第3段階「感染流行期」となっている。
米軍関係は、同日は休日のため報告はなかった。