国公立大に6人が合格/宮古高校
推薦で県立芸大、看護大など
宮古高校で21日、国公立大学合格者の報告会があり、推薦入試で合格した6人が喜びを話した。合格した大学と合格者は、県立芸術大学音楽学部に上原愛姫さん、大分県立芸術文化短期大学国際総合学科に大浦日梨子さん、名桜大学国際学群に瑞慶山義愛さん、県立看護大学看護学部に井上海さんと下地平莉さん、大分大学福祉健康科学部に狩俣璃乃さん。
瑞慶山さんは「高校に入学するとすでに3年生は受験に向けて動いていた。部活の先輩がほとんど推薦入試を受けるというので1年生の頃から推薦入試を考えていた。2年生で目標を定め、入試に向けて行動してきた。大学では国際系の協力機関について学び、異文化理解など将来に役立つように頑張っていきたい」と話した。ほかの5人も高校生活で努力したことなどを振り返りながら、合格の喜びをかみしめた。
津野良信校長は「6人の合格に学校としても喜んでいる。3年間の高校生活の頑張りが評価された。大学で何を学びたいか、その後、その学びを生かしてどう社会に貢献したいかが面接でしっかり伝えられて評価された。国公立という恵まれた施設、設備、素晴らしい教授陣、学友の中で学んでいくことになる。当初の目的を忘れずに充実した大学生活を送ってほしい」と激励した。
同校ではこの時期、昨年は2人が合格。最終的には24人が国公立大学に合格した。