29人が大人の仲間入り/多良間成人式
コロナ禍、規模縮小し開催
【多良間】村主催の成人式が4日、村コミュニティー施設で開催され、29人が門出を迎えた。新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から出席人数の制限、時間短縮、祝宴中止など、従来より規模を縮小して開催した。伊良皆光夫村長や村議らが出席し新成人を祝った。
伊良皆村長は「今しかできないことに集中し、自分の可能性を広げ、常にチャンスを探し続けることで皆さんの夢はきっとかなうはず。村の未来も皆さんの肩にかかっている。皆さんの中から何人かが将来ふるさと多良間に戻り、次の時代の多良間の担い手として活躍することを期待している」と式辞を述べた。
このほか、村議会の森山実夫議長、村教育委員会の池城三千雄教育長が祝辞を述べた。
新成人を代表して波平空大さんは「成人式を迎えたこの日から社会への第一歩を踏み出し、大人としての責任を自覚することで、今まで育ててもらった皆さんに恩返しをしていきたい」と決意を述べた。
また、沖縄本島で看護の専門学校に通っている垣花未来さんは「将来は看護師になって島に貢献したい」と語った。