集団婦人検診始まる/新市保健セで27日まで
市の2020年度(集団)婦人検診が14日、市役所新庁舎の敷地内にある新市保健センターでスタートした。期間は日曜日と20日を除く27日までで、受け付けは予約制ではなく、時間は午前が9時~10時30分、午後は1時~2時30分まで。
最近の悪天候続きの影響で検診車両の入港が遅れたことで初日の検診は午後からのスタートとなった。
市健康増進課では「新型コロナウイルスの感染状況によっては一部中止、中断もあるので注意してほしい。その場合は、新聞、行政チャンネル等で広報する」としている。
同検診の対象者は、子宮頸がんが20歳以上、乳がん(エコー)が20~59歳以下。乳がん(マンモグラフィー)は40歳以上で前年度受診した場合は受診できない。
乳がん検診には定員があり、エコー、マンモグラフィーとも午前、午後各50人となっている。
持参するものは、受診券(はがき)、保険証、クーポン対象者はクーポン。婦人手帳(ある人)。
無料クーポンの配布対象者は、子宮頸がん検診が1999年4月2日~2000年4月1日生まれの21歳。
乳がん検診(マンモグラフィー)は、1979年4月2日~80年4月1日生まれの41歳。すでに対象者には6月に無料クーポンを配布済み。
また、新型コロナ感染防止の観点から、受診当日の体温が37度以上あり、かつ2週間以内に「陽性」と判定された人と濃厚接触がある▽身近な人に感染が疑われる人がいる▽過去14日以内に市外へ渡航した▽風邪症状のだるさ、倦怠(けんたい)感がある▽臭覚や味覚の異常などがある-場合は受診できないとしている。
そのほか、受け付けで検温するほか、マスクの着用、小まめな手指消毒などを呼び掛け、スタッフの指示に従った行動も求めている。
感染症に不安があり、受診を控えたいと考えている人や体調が良くない場合は次年度の受診か市指定医療機関(病院)での受診の検討も呼び掛けている。
同課では「受診券には12~28日までの期間に実施すると案内したが、感染予防対策のため会場を1カ所にしたことにより日程が変更になった」と説明している。