社会・全般
2021年1月19日(火)8:58
県立3校を花で彩る/県花き園芸協
消費喚起をアピール
新型コロナウイルス感染症対策の一環で、市内の県立学校3校にフラワーアレンジメントが設置されている。県産の花々が校内を色彩豊かに彩っている。
新型コロナの影響で花卉(かき)の消費が落ち込んでいることを踏まえて県花き園芸協会が実施。県などの予算を活用しており、学校側に一切の負担はないという。
フラワーショップたんぽぽは、宮古工業高校と宮古総合実業高校、宮古特別支援学校でフラワーアレンジメントの設置を手掛ける。
このうち、宮古工業では1㍍四方のフラワーアレンジメント1基とひと回り小さいタイプを1基、盛り花も併せて校舎入り口にある事務室の前に置いた。
生徒や職員が足を止めて観賞するなど、それぞれ色とりどりの花々をゆっくりと楽しんでいる。
大きなフラワーアレンジメントを前に、池間奈々さん(1年)は「とてもきれいで、こうして学校にあると華やか」と笑顔だった。
設置作業を担ったたんぽぽの砂川博昭店長は「この花の設置を通して、生徒の皆さんが少しでも花屋に興味を持ってもらえるとうれしい」と期待を込めた。