若手選手が宮古キャンプ/女子プロゴルフ
シーウッドホテルなど企画
宮古島来間リゾートシーウッドホテルと同ホテルを運営する飯田産業が、若手女子プロゴルファーを支援するために企画した「シーウッドキャンプ」が16日から実施されている。松田鈴英(れい)選手(23)ら4選手がシーズン開幕に向け、市内ゴルフ場などで汗を流している。期間は22日まで。選手らは19日、同ホテルで取材に応じ、「レギュラーツアー初優勝」「シード権獲得」などと意気込みを語った。
キャンプには松田選手のほか、福山恵梨選手(28)、吉野茜選手(28)、幡野夏生選手(23)が参加。松田選手は今シーズンのシード権を獲得している。福山選手はステップアップツアーで3勝、吉野選手は同ツアーで1勝をそれぞれ挙げている。
4選手は宮古島内の三つのゴルフ場での練習ラウンドのほか、同ホテル内に設置されているフィットネスジムを利用してトレーニングを行っている。
2月中旬は「宮古島レディスゴルフトーナメント2021」が初開催される予定だった。大会は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中止となったが、若手選手の支援目的で同キャンプが開催された。
松田選手は「ダイキンオーキッドに向けて、良い練習になった。今シーズンの目標は初優勝」、吉野選手は「寒くても15、16度あるので体が動かしやすかった。レギュラーツアーでしっかり成績を残せるように頑張りたい」とそれぞれ目標を語った。
福山選手は「宮古島は初めて来た。芝質が若干違っていて独特なので対応する力が身に付くかなと感じた」、幡野選手は「コースのフェアウェイが狭く、風が強かったのでマネジメントの練習になった。来て良かった」と宮古の印象を述べた。