県緊急事態誓言の期限、対策本部会議で議論へ

　【那覇支社】県は21日、新型コロナウイルスで、県関係で７人の新規感染を確認したと発表した。宮古地区での新たな感染はなかった。宮古島市での新規ゼロは11日連続となった。一方で、治療を受けていた沖縄本島在住の男女３人(いずれも70代以上)が新型コロナに関連して亡くなったこととも発表された。

　県は22日の対策本部会議で、28日が期限となっている県独自の緊急事態宣言について解除の時期を議論する方針。医療関係者で構成する専門家会議は20日、県の緊急事態宣言について予定通り28日まで継続することが望ましいとの意見で一致している。

　宮古地区での療養状況は、宮古病院に入院中が７人(中等症７人)。宿泊施設療養中や自宅療養中の患者はいないという。警戒レベル７指標は、療養者数(282人)、病床占有率(58.0%)の２指標が４段階中で２番目に高い「感染流行期」。米軍関係は、21日は日曜日のため報告がなかった。