緊張から解放され笑顔/高校入試終了
合格発表は10日
2021年度の県立高校入学者選抜学力検査(高校入試)2日目の4日、社会、数学の試験と面接が行われ、全日程を終了した。宮古地区では宮古高校、宮古総合実業高校、宮古工業高校に計368人が挑んだ。受験生は面接を終えると、緊張感から解放されて笑顔を見せ、引率の教員や友人たちに試験の出来などを報告していた。合格発表は10日。宮高と宮工では校内で合格者の受験番号を掲示すると同時にホームページでも掲載する。宮総実はホームページのみで合格者の番号を掲載する。
宮高では受験を終えた生徒たちが笑顔で互いの頑張りをたたえ合っていた。
理数科を受験した下地仙之介さん(鏡原中)は「勉強してきた問題があまり出題されなかった。高校に入学したら英検や数検などいろいろな資格に挑戦したい」と抱負を語った。
普通科を受験した前里庵さん(北中)は「試験は今まで勉強してきた成果を出せた。面接もあまり緊張しなかった。中学ではハンドボール部のマネジャーを務めていたが、高校では他のことも試してみたい」と笑顔で話した。
県教育庁がまとめた志願状況によると宮古地区3校の最終志願者数は宮高が177人、宮総実が134人、宮工が57人。倍率は宮高0・97倍、宮総実0・71倍、宮工0・49倍となっている。
2次募集の出願は11日午前9時から午後5時と12日午前9時から午後4時まで。合格発表は23日に行われる。