コロナ対策などで論戦へ/座喜味市政で初の一般質問
3月市議会 きょうから24日まで
開会中の市議会(山里雅彦議長)3月定例会は18日から一般質問を行う。土・日曜日を除く24日までの5日間に23人が登壇する。質問内容は市長の施政方針や政治姿勢、新型コロナウイルス感染症対策、農業振興、自衛隊など。座喜味一幸市長にとって初の一般質問となることや、今年11月に改選を迎える議員が、自らをアピールする場として論戦が繰り広げられそうだ。
市議会の与野党構図は与党5人、野党19人。少数与党の中、厳しい議会運営となっており、市長の給料を減額する条例改正案が、臨時会や総務財政委員会では野党の反対多数で否決されている。
一般質問では新型コロナ関連として、市長選で公約に掲げた全島民のPCR検査や、観光客への陰性証明書提出の義務化などについて質問が予定されている。
市民所得の10%アップの実現性についても野党議員が追及する構えだ。また、革新系の支持を得ながら自衛隊容認を打ち出したこともあり、自衛隊配備に関する質問通告も多く見られる。
初日の登壇者と主な質問は次の通り。(通告順、敬称略)
【我如古三雄】新型コロナウイルス感染防止対策▽ふるさと納税▽うえのドイツ文化村の管理運営
【下地信広】コロナワクチン接種の流れ▽自衛隊配備▽コロナ禍の子ども居場所づくり
【佐久本洋介】自衛隊に対する考え方▽市民所得の10%アップ▽尖閣諸島の漁業資源調査
【下地勇徳】コロナ変異ウイルス対策▽農林水産物流通条件不利性解消事業▽農業用排水路
【下地茜】北部地区の学校規模適正化▽新型コロナ感染症対策▽保良弾薬庫の火薬搬入