ミュージカルの魅力伝える/俳優の前嶋さん歌声披露
北中で音楽鑑賞会
北中学校(久高三彦校長)は18日、同校体育館で「音楽鑑賞会」を開いた。ニューヨークを拠点に活動しているミュージカル俳優の前嶋利菜さんがミュージカルの歴史紹介や歌声を披露。音楽、歌、せりふ、踊りなど、さまざまな表現形式が盛り込まれた舞台芸術の魅力を伝えた。同校2年生138人が鑑賞した。
前嶋さんは、ミュージカルの代名詞となっているニューヨーク「ブロードウェイ」を紹介。▽大迫力のパフォーマンスが目の前で見られる▽出演者の息遣いや熱量が伝わる▽終演後はキャストと記念撮影もできサインももらえる-など、多くの人が魅力に引き付けられる理由を話した。
「ミュージカルは気軽に楽しめるエンターテインメント」「ダンスのシーンがいっぱいある」「しゃべるように歌う」などと話し、舞台に立って「荒城の月」「夜の女王のアリア」などを振りを交えながらパワフルに歌い上げた。
前嶋さんは、幼少時からクラシックバレエやジャズ、タップ、ヒップホップなどミュージカルと結び付くダンススキルを磨いてきたという。
ピアニストの棚原俊平さん、スチールパン奏者の宮國俊彦さんが前嶋さんの歌に合わせて演奏し盛り上げた。