6年間の学びや後に
12小学校で卒業式/宮古島、多良間
宮古島市立、多良間村立の計12小学校で23日、卒業式が行われ、児童たちが6年間の思い出が詰まった学びやを巣立った。式では、名前を呼ばれると「はい」と大きな返事をし、校長から卒業証書を受け取っていた。新型コロナウイルス感染拡大防止を図る観点から、入場制限や時間短縮など「3密」を避けながら実施された。
久松小(61人)
久松小学校(友利直喜校長)は男子23人、女子38人の計61人が学びやを巣立った。保護者と教諭らに見守られ、卒業生は笑顔で入場した。友利校長から卒業証書を受け取り、新生活へ胸を膨らませた。
式辞で友利校長は「この1年間は新型コロナの影響で大変な状況にあっても皆さんは、下級生を引っ張り、思いやり、模範を示す姿が見られた。61人の仲間が健康第一で自分を大切にし、大人への階段を駆け上がり、立派に成長し続けることを祈念する」と述べた。
卒業証書を受け取った卒業生は「ユーチューバーになりたい」「将来の目標はプロゲーマー」「料理関係の仕事に就きたい」など、それぞれの夢を堂々と発表した。
保護者らは、ビデオカメラやスマートフォンなどで卒業式の様子を撮影し、成長の記録を残していた。
表彰されたのは次の皆さん。(敬称略)
【6カ年間皆出席賞】新里百花▽宮国真央▽池間紗耶