文科大臣優秀教職員で表彰/宮古教育事務所
屋良(下地小)、砂川(北小)さんへ伝達
2020年度文部科学大臣優秀教職員表彰伝達式が24日、宮古教育事務所で行われ、受賞した下地小学校の屋良京子主幹(58)、北小学校の砂川晃輝教諭(35)の2人に平良善信所長が表彰状を手渡した。同優秀教職員表彰は、学校教育での教育実践などに顕著な成果を挙げた教職員や教職員組織の功績を表彰し、教職員の意欲や資質能力の向上に資することを目的に行われており、今年度は県内の小中高校から15人と2校が受賞した。
屋良主幹は学校運営の改善部門で受賞。県教育庁の委託を受けて事務職員像について研究主任として研究を行ったほか、学校事務のリーダーとして積極的に学校や管内の課題解決に取り組んだことなどが評価された。
砂川教諭は体育科授業の指導法改善と体力向上のために尽力し、その成果を県内外の体育科研究会で発表し高い評価を受けたほか、卓越した体育科の指導力で授業改善と体力向上に貢献していることなどが評価された。
受賞した屋良主幹は「事務職の立場で子供たちのために何ができるかを考えてやってきた。私一人でできることではないので校長をはじめ、同僚がプレゼントしてくれたと思っている。これからも頑張っていきたい」と話した。また、砂川教諭は「仲間と共に主体的に運動に親しむ児童の育成をテーマに研究してきた。子どもたちが輝き、笑顔を見ることができた。充実した研究は同僚の先生方や家族の支えがあったからこそ。今後も研究していきながら体育の充実に向けて頑張っていきたい」と語った。
平良所長は、あいさつで「受賞おめでとう。二人の受賞は宮古教職員の誇り。宮古の教育界にとって大きなよろこび。これまでの二人の学校教育に対する尽力と実践に深く敬意を表する。今後の活躍を期待している」と激励した。