11/27
2024
Wed
旧暦:10月27日 赤口 乙 
社会・全般
2021年3月31日(水)8:59

「未来見据えた今を築く」/商工会議所議員総会

コロナ禍、新たな活動展開/新年度予算、事業計画を承認


ポストコロナを見据えた活動目標を掲げた通常議員総会=30日、市内ホテル

ポストコロナを見据えた活動目標を掲げた通常議員総会=30日、市内ホテル

 宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第92回通常議員総会が30日、市内ホテルで行われ、2021年度の事業計画案、収支予算案を全会一致で承認。事業計画では、「ポストコロナという『未来』を見据えた行動指針を掲げ、ウィズコロナという『今』にしっかりと対応すべく、現場主義をさらに強化した『未来を見据えた今を築く』という新たな活動目標を展開する」とした。コロナ禍で事業量が増え、新年度予算はすべての会計で増額となった。

 「未来を見据えた今を築く」との活動目標に▽会員企業の活力強化に向けた交流・サービス事業の充実▽ポストコロナに向けた中小・小規模事業所の経営力向上への取り組み▽ポストコロナに向けた新たな経済振興への取り組み▽地域資源活用・育成事業の支援強化▽働き方改革への取り組みと健康経営の推進▽地域活性化のための諸施策▽商工会議所のブランド力向上による組織力の強化-の重点テーマを掲げた。

 中小・小規模事業所の経営力向上では、コロナ対応で経営革新を進める小規模事業所などを支援するため、きめ細かな相談対応ができるよう中小企業診断士・社会保険労務士などの専門家と連携を密にした事業を行うとした。

 下地会頭は「コロナにどう対応するかというのが会議所としての大きな課題。実施した消費喚起事業は大盛況となり、次年度での実施も検討している。宮古の経済を回すため事業をいろいろと考えている。沖縄本島で時短要請が出たが、宮古はまだ少ないということで外されている。自覚を持ってコロナ対策をしてほしい」と呼び掛けた。

 新年度予算案は、一般会計が4585万2000円で、前年度比250万円増。特別会計は1億2613万9405円で、同比593万1221円増となった。一般・特別会計合計では、1億7199万1405円で、前年度比で843万1221円増となっている。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!