産業・経済
2011年1月30日(日)9:00
宮糖工場、通常運転を再開
5日ぶりに原料搬入
工場内ボイラーの故障で24日夜から操業を停止していた宮古製糖城辺工場は29日、通常運転を再開した。原料の搬入も5日ぶりに再開し、原料を積んだトラックが頻繁に出入りする収穫シーズン特有の光景が戻った。
24日に故障が判明したボイラーの修復は27日までに完了。同日から試運転を開始しており、28日はストックヤードの原料の圧搾作業を行った。29日は通常通り午前8時から原料の搬入を開始し、工場も通常運転に戻して製糖操業を行った。
原料の搬入が再開したことで同工場にはトラックがひっきりなしに出入りした。次々と計量室前を通過し、荷台いっぱいに積んだサトウキビを工場内に搬入していた。
同工場では、「生産農家の皆さまをはじめ多くの関係者に迷惑をかけた」などと陳謝した上で、工場内点検作業の強化を強調した。