フードバンクに寄贈/「奥大介プレゼンツ」活動
サッカー元日本代表・名波浩さんら
「奥大介プレゼンツ宮古島スマイルプロジェクト食品寄贈式」が9日、市役所で開かれた。サッカー元日本代表の名波浩さんらが訪れ、フードバンク「んまんま」に食品1635個と米915㌔を贈った。
「奥大介プレゼンツ」の活動は、2014年10月に宮古島で急逝したサッカー元日本代表の奧大介氏の遺志を継ぐ活動。今回は子供たちへの物資支援と元日本代表らによる「夢トレーニング」が実施される。
「んまんま」は、市社会福祉協議会(饒平名建次会長)が運営しているフードバンク。今回寄贈された食品を一括で受け取り、各施設に届ける。
名波さんは「奥大介がかなわなかった夢をわれわれが継いでいる。福祉施設や生活困窮者の食事のサポートがしたい。今後も活動を続けたい」と語った。
饒平名会長は「寄付いただいた食品は、皆さんと奥大介さんの思いと共に、地域の子供たちや支援機関にしっかりと届けたい」と礼を述べた。
座喜味一幸市長は黙とうをささげた後、「トッププロの皆さんがいろんな思いを持って集まってくれたことに感謝する。今後もお力を貸していただきたい」と語った。
主な寄贈先は▽宮古病院▽漲水学園▽宮古島こどもこそだてワクワク未来会議-などとなっている。