宮高陸上部、練習に汗/夏の県大会で上位目指し
宮古高校陸上部は夏の県大会に向け、練習に励んでいる。新型コロナウイルス感染症の影響で高校生のさまざまな活動に制限が掛けられている中、同校陸上部は夢を諦めずに日々努力を続けている。8、9日に行われた県陸上競技選手権大会兼国体選考会では、上位入賞者を出すなど弾みを付けた。キャプテンの砂川太吾(3年)は「大会も近づき、部員一同、緊張感を持って練習に取り組んでいる。練習時間も制限される中、しっかり集中してメニューをこなしている」と意気込みを話した。
県陸上競技選手権大会兼国体選考会には宮高から7選手が出場した。
結果は、砂川が少年A(高校2、3年)110メートル障害で宮古地区新記録となる14秒89で2位、300メートル障害でも2位に入った。
洲鎌裕貴(2年)は高校生の部(1~3年)円盤投げで34メートル34で2位、平良愛莉(1年)は少年B(高校1年、中学3年)の100メートルで自己ベストの13秒02というタイムをたたき出し3位、走り幅跳びでも3位に入賞した。
キャプテンの砂川は、「新チーム結成時からチーム全員で九州大会出場を目標に掲げている。県大会ではリレーで6位以内に入り、後輩たちを九州に連れて行きたい」と意気込んだ。