教育・文化
2021年5月15日(土)8:58
「四島・西辺コース」発刊/市教委
文化財散策手本・綾道9冊目
市教育委員会は市内の文化財を写真やイラストを用いて紹介する「綾道(あやんつ)-四島(ゆすま)・西辺コース」を発刊した。文化財を巡りながら、楽しく散策してもらいたいとの思いが込められている。14日、市役所で発刊を報告した大城裕子教育長は「イラストや写真をふんだんに使い、観光客にも分かりやすい。子供たちの郷土学習、郷土愛を育む教材としても活用できる。ぜひ多くの市民に手に取ってほしい」と呼び掛けた。
綾道は趣のある道との意。2012年から国の一括交付金を活用して毎年、地域や事柄をテーマに冊子を発刊し、今回で9冊目。今年度で最終の「下地・野原コース」の発刊を予定しており、全体で10冊構成になる。
「四島・西辺コース」はA5判64㌻、オールカラーで池間、狩俣、島尻、大神、大浦、西辺地域の文化財を紹介している。1万2000部を発刊、市役所で無料配布している。
四島は島尻、大神、狩俣、池間の4集落を指す。