村議選あす投開票/多良間
7議席を8人で争う
【多良間】18日に告示された多良間村議会議員選挙(定数7)は23日の投開票に向け最後の追い込みに入った。7議席を8人で争う構図で、6月20日投開票の村長選の前哨戦として位置付けられている。目立った争点はなく、1票が勝敗を左右することから、地縁血縁を軸に票の上積みに全力を挙げる。
有権者数(17日現在)は797人(男444人、女353人)で2017年の前回選挙に比べて20人減少した。有権者の関心は高く、最終的な投票率は前回同様95%以上になりそうだ。当選ラインは90票台とみられる。
立候補したのは届け出順に、豊見山常和氏(65)、福嶺常夫氏(75)、豊見城玄弘氏(52)、垣花幸徳氏(58)、安里三喜男氏(63)、森山実夫氏(70)、本村健次氏(56)、豊見山正氏(67)の8人。
現在、村議会の与野党構成は与党2人、野党5人で少数与党となっており、与野党どちらが過半数を占めるかにも注目が集まっている。今回の立候補者は現職の伊良皆支持が安里氏、福嶺氏(以上現)、豊見城氏、垣花氏(以上新)の4人。「反伊良皆」の古謝氏支持が森山氏、本村氏、豊見山正氏(以上現)、豊見山常和氏(新)の4人となっている。