台湾ツアー一行が出発/宮古島市・基隆市
両市長、交流促進誓う/きょうクルーズ船就航を要請
姉妹都市・台湾基 隆市に向けて、「宮古島市交流の翼」の一行124人が27日、チャーター便で出発した。同日午後には下地敏彦市長が基隆市行政府に張通栄市長を訪問、経済 や文化、芸術などあらゆる分野での交流促進を誓い合った。夜の食事会では両市の一般市民が交流を深めた。28日は各分野で人的交流を行うほか、下地市長ら 関係者はスタークルーズ社を訪ね、大型クルーズ客船の宮古島市就航を要請する。
一行は3泊4日の 日程で台湾入り。27日はは行政、一般市民が集う交流会に参加、28日は経済、観光、教育文化、女性、スポーツなど各分野ごとに一般市民が交流を深める。
宮古空港での出発式で下地市長は「姉妹都市である基隆市と長く交流しているが、人的な交流はなかった。今回の訪問でより密接な人的交流を行い、経済や文 化、芸術、教育などすべての分野で交流を深めよう」と参加者に呼び掛けた。
台湾に到着した下地市長は基隆市行政府で張市長と面談。下地市長は 「これまで以上の交流に向けたきっかけにしたい」とツアーの意義を強調し、さらなる交流を求めた。
これに張市長は「さらに踏み込んだ交流に向け てわれわれは新境地を切り開いた。基隆市と宮古島市は同じように発展してきた。これから各分野の課題解決のために意見を交わしたい」と話し、交流促進を約 束した。
クルーズ客船の宮古島市就航に関する要請には「私の方からも強力に支持、支援していきたい」と実現に向けて協力姿勢を示した。
一行は現地時間の午後6時30分から交流食事会に参加。基隆市民と交流を深め、互いの市の発展を誓った。