社会・全般
2021年5月30日(日)8:58
楽園の果実に「五つ星」/日本食品衛生協
宮古初、衛生管理対策を認定
飲食店などの食品関係事業者の衛生管理対策を認定する日本食品衛生協会の「食の安心・安全・五つ星事業」で、楽園の果実cafe・おみやげ館(市下地来間)が宮古島で初めて五つ星を取得した。
29日、同店で認定書の交付があり、県食品衛生協会宮古支部の砂川昭範専務理事が同店の砂川智子さんに認定書とプレートを手渡した。受け取った砂川さんは「これまでも従業員の健康状態の把握など対策を行ってきた。新しいHACCP(ハサップ)という制度も始まる。今後ともお客さまに安心して利用していただけるよう頑張りたい」と話した。
同事業は▽従業員の健康管理▽食品衛生講習会受講▽衛生害虫等の駆除対策▽食品衛生管理記録▽食品賠償責任保険加入-のすべてをクリアしている事業者を認定するもので、事業者は五つ星のプレートを掲示し、消費者にアピールできる。6月から義務化される「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」にも対応している。
県内での認定は8件目。認定の有効期間は1年間。