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社会・全般
新型コロナ、30日の宮古島市は新規感染5人
県関係は日曜日最多の271人
【那覇支社】県は30日、宮古島市で新たに5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県関係全体では、日曜日で最も多い271人の感染が判明した。これまでの日曜日の最多は156人だっただけに、県は「かなり衝撃を受けた。感染のピークが見えない状況が続くと心配している」としている。
宮古島市で感染が確認されたのは、会社員の男性(20代)、女児(10歳未満)、保育士の女性(30代)、医療従事者の男性(60代)、無職の男性(30代)。このうち、医療従事者男性と無職男性を除く3人が、これまでの患者の濃厚接触者という。
宮古地区の療養状況は、宮古病院入院中22人(中等症10人、軽症12人)、民間病院入院中6人(中等症2人、軽症4人)、宿泊施設療養中31人、自宅療養中17人、入院調整中18人の合計94人となっている。
直近1週間の新規感染者数(人口10万人当たり)は、宮古島市が122.65人。県平均は116.94人と都道府県別での最多が続いており、2番目の北海道(65.14人)を大幅に上回った。全国平均は21.14人で、全国的に感染状況が低下傾向にある中、沖縄が突出しているといえる。
県の糸数公医療技監は、オンライン会見で「緊急事態宣言を出して1週間たつが、なかなか感染の勢いが衰えていない。(感染の)メインは家族内感染や職場での感染で、身近なところで感染が起きている。一人一人が感染しないよう、対策を見直してほしい」と述べた。
その上で「特に『換気』がキーワードになっているので、自宅や職場の環境について改善してほしい。また、マスクをしていない場面で感染が起きていることも間違いない」と、感染対策の徹底を訴えた。