事業収益1億2000万円/市シルバー人材セ総会
コロナ影響も受託維持
宮古島市シルバー人材センター(川満勝彦理事長)の2021年度定時総会が1日、市勤労青少年ホームで開かれた。20年度の受託事業報告では、受注件数993件、収益は1億2001万円となったことが示された。役員選任も行われ、理事の互選によって川満理事長が再任された。
20年度の会員数は343人で、就業率50・1%、受注件数は993件だった。新型コロナウイルスの感染拡大による影響を受け、受注件数などは減少したが、発注者の理解や協力を得て、収益は前年度比17万円(0・1%)減と1億2000万円台を維持した。
受託事業における21年度の数値目標として、会員数は387人、就業率は60%、就業延べ人数は1万9000人、受注契約額は1億3400万円を掲げている。
再任された川満理事長は「国、県、市の指導や支援を受け、安全第一で適正就業をモットーに会員が楽しく働けるセンターにしたい。役職員が一丸となって頑張りたい」と呼び掛けた。
市シルバー人材センターは、健康な高齢者に就業の場を提案する団体。おおむね60歳以上の市民が会員となり、臨時的、短期的な仕事に就いて地域社会の活性化に貢献している。
今回の総会は、密集を避けるために来賓の招待を控えたほか、少人数での開催となった。
役員は次の皆さん。(敬称略)
【理事】川満勝彦(市役所OB)▽上地成人(市観光商工部長)▽仲宗根明(市役所OB)▽友利盛三郎(一般)▽砂川明男(同)▽友利敏夫(同)▽宮里ヒサエ(同)▽下地キヨ(同)
【監事】仲宗根均(市役所OB)▽狩俣明(同)