平良(宮古出身)4強入り/ビーチバレー東京五輪代表決定戦
ビーチバレーの東京五輪男子代表決定戦は5日、東京都立川市のタチヒビーチで行われ、平良伸晃=宮古島市出身=・佐藤亮太組が4強入りを果たした。きょう6日は決勝まで行われ、準決勝で第2シードの石島雄介・白鳥勝浩組と対戦する。
代表決定戦には6チームが参加。日本は開催国枠を与えられており、優勝ペアが五輪出場権を得る。今大会は5月に行われる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期されていた。
平良・佐藤組は開幕の前日に、繰り上がりでの大会出場が発表された。出場予定だったペアの1人が新型コロナの陽性判定を受け、欠場となり、チャンスが巡ってきた。
後がない敗者復活戦の最終セットで、先にマッチポイントを握られたが、粘り強いレシーブから連続ポイントを奪って逆転。声の連係も良く、佐藤は「二人でつないで、相手のコートに落とすことが究極のビーチバレー」と胸を張った。
平良は出られなかった選手の思いも背負うと言い、「この場に恥じないよう、あしたも全力でやる」と力を込めた。
平良は宮古高校3年でインドアからビーチバレーに転身。身長181㌢。
結果は次の通り。
【1回戦】土屋宝士・池田隼平2(21-12、21-15)0平良伸晃・佐藤亮太
【敗者復活戦】平良伸晃・佐藤亮太2(22-24、21-17、17-15)1清水啓輔・村上斉