挑戦する楽しさ伝える/久松中でキャリア講話
オンラインで佐和田さん
久松中学校(垣花秀明校長)は16日、オンラインキャリア講話を実施した。建設コンサルタント会社「シグマ」の佐和田はるか社長が講師を務め、自身の半生を振り返りながら生徒らに挑戦する楽しさや重要性を伝えた。
講話は、キャリア教育の一助としてさまざまな体験やエピソードを聞くことで、職業への興味・関心を高める機会にすることを目的に実施された。
緊急事態宣言の発令で市内の学校はすべて休校中。生徒たちは自宅でタブレットを利用して講話に聞き入った。
佐和田さんは、脳には「自動検索機能」があることを紹介。自分のイメージに合わせて脳が勝手にキーワードを収集することを説明し、「良いイメージは良い未来に、悪いイメージは悪い未来になることが多い」と強調した。
同機能を使いこなすこつとして▽純粋にワクワクすることを思い描く▽毎日を楽しく過ごす▽チャンスが来たら言い訳せずに行動する-を挙げた。
生徒からは「なぜそんなにポジティブなんですか」と質問があり、佐和田さんは「もともとネガティブだった。離婚を機に自分がやりたいことを選ぶようになり、毎日が楽しくなった。何でも前向きに挑戦してほしい」と助言した。