集団接種1回目は3224人/コロナワクチン
個別含めた接種率73%/65歳以上
65歳以上の高齢者を対象とする新型コロナウイルスワクチンの1回目の集団接種が17日、終了した。5月29日から13日間で3224人が接種を済ませた。2回目は7月8日までに全員が受ける。医療機関での個別接種を含む接種率は73・1%に達し、目標の7割を超えた。予約の空き状況を見ながら打った繰り上げ優先接種者は2331人。65歳以上を含めて、全対象者に占める割合は32・4%。
65歳以上の集団接種は5月29日に始まった。同日と30日は市役所、6月2、3両日は伊良部であり、合計1746人が接種した。
その後は、JTAドーム宮古島、城辺公民館、市役所、下地庁舎、狩俣集落センターで順に行い、17日の上野公民館での集団接種をもって1回目を終えた。
JTAドーム以降は、65歳以上のほか、予約の空き状況を見ながら、施設の入所者や通所者、従事者、保育士、学校職員ら64歳以下の繰り上げ優先者への接種も並行して進めてきた。
市のワクチン接種対策室の下地睦子室長は「接種率73%は良い数字と思う」と振り返り、「まだ受けていない希望者も、しっかりと接種できるように取り組みを続けたい」としている。
今月下旬からは64歳以下の市民にも順次接種券を発送し、7月中旬には集団接種を始める方針だ。