ふるさと百選、宮古4地区表彰/2011花と食フェス
農林漁業賞に川満長英さんら
【那覇支社】開幕した「2011おきなわ花と食のフェスティバル」(主催・同推進本部)の関連行事で5日、奥武山総合運動公園少年野球場メインステージで「沖縄ふるさと百選」認定交付式と「県農林漁業賞」表彰式が行われ、宮古地区から新たに比嘉民俗芸能保存会(大城博紀代表)など4団体がふるさと百選の認定交付を受けた。また川満長英さん、砂川ヒデさんら2個人と2団体に農林漁業賞を贈った。
表彰式には就任2周年を迎えたばかりの下地敏彦宮古島市長も駆け付け、式典を見守った。ふるさと百選の交流部門で比嘉民俗芸能保存会が認定を受けたほか、生産部門では「狩俣追い込み漁友利組」(友利哲雄代表)、「JAおきなわ宮古地区とうがん生産部会上野支部」(山口修代表)、「多良間村山羊生産組合」(諸見里朝仁代表)の計4団体が認定証を交付された。
また県農林漁業賞では川満さん、砂川さんのほか、畜産部門で「宮古和牛ヘルパー利用組合」、農山漁村地域活性化部門で「ティダファームたらま」が表彰された。
川満さんは「素晴らしい賞をもらい光栄。支えてくれた皆さんの協力のおかげ。宮古のサトウキビ農家を活性化するよう、これからも頑張っていきたい」と、また砂川さんは「宮古の女性を代表しての受賞のように思う。仲間が6人いるが、友人たちのアドバイスが支えてくれたと感じている。足腰の立つかぎり頑張りたい」と、それぞれに受賞の喜びと抱負を述べた。