補正予算7000万円など提案/多良間村議会6月定例会開会
伊良皆村長
【多良間】多良間村議会(福嶺常夫議長)の6月定例会が28日、開会した。今定例会は村議選、村長選の改選後初の定例会。同定例会には伊良皆光夫村長が7356万円を追加する2021年度一般会計補正予算案や条例改正案など5件の議案、承認2件、報告1件が提出された。会期は30日までの3日間となっている。
補正を合わせた村の21年度一般会計は歳入歳出総額が32億5224万円となる。提出議案は21年度一般会計補正予算▽21年度村簡易水道事業特別会計補正予算▽21年度村介護保険特別会計補正予算▽村定住促進空家活用住宅条例-などとなっている。
補正予算のうち、約3800万円が商工費となっている。内訳は村内の観光地から災害が発生した際の避難所までの経路などを知らせるための看板を設置する「観光防災力強化支援事業」の費用や、地域おこし協力隊を1人採用するための人件費となっている。
また、条例制定についてはU・Iターンを考えている世帯に一軒家を貸し出すために、村が村内の空き家をリフォームするなどして整備した物件について賃貸するために必要な申し込み要領などを定めるもの。
一般質問には豊見山正、安里三喜男、豊見城玄弘の3氏が登壇し宮古製糖との使用料問題や水あり農業、人口ビジョンについて質問した。