65歳以上、2回目50%超/宮古ワクチン接種
64歳以下の予約受付始まる
65歳以上の高齢者を対象とする新型コロナウイルスの2回目のワクチン接種率が27日時点で7891人となり、全対象者に占める割合が50・4%に達した。64歳以下の一般接種の予約受付も医療機関によっては始まっており、ワクチン接種の動きが加速している。
65歳以上の対象者は1万5657人。このうち1万1973人が1回目のワクチンを打ち終えており、接種率は76・5%と高い。2回目を接種した人は7891人と5割を超え、ここまでは順調に進んでいる。
12歳以上の対象者は4万8565人いる。65歳以上のほか、医療従事者や繰り上げ優先接種者ら1回目の接種済み者は1万6646人で、接種率は34・3%まで伸びてきた。2回目は22・8%。
64歳以下の市民を対象とする一般接種は7月に本格化する。すでに接種券の発送が始まっており、手元に届いた人は7月7日から予約(基礎疾患がある人や高齢者、障がい者施設の入所者や従事者は同6日までに先行予約可能)できる。
個別接種は各医療機関や市の予約センターで予約を受け付ける(表参照)。市役所での集団接種は7月14日に始める。接種希望者は予約センター(電話79・7829)で受け付ける。
市は9月末までに希望する全市民への接種を終えたい考え。域内において集団免疫を獲得する上でもワクチン接種に対する理解と協力を呼び掛けている。