社会・全般
2021年6月29日(火)8:58
2回目の接種率60%超/7月中に90%以上目指す
多良間
【多良間】村内の16歳以上で新型コロナウイルスワクチンの2回目の接種を終えたのは567人となり、接種率は60%を超えていることが28日、分かった。1回目の接種を終えた人を加えると756人となり全体の80・34%に達する。村では7月中にも希望する村民の90%以上を終わらせたいとしている。
ワクチン接種の対象となる16歳以上の対象者は941人。このうち、567人が2回目の接種を終えている。また、来月3、4日にも接種が行われる予定で、1回目の接種が終わっている189人が受ける。
村では5月15日からワクチン接種がスタート。伊良皆光夫村長は、県の協力、接種時の医師や看護師の協力で順調に進んでいることを強調。7月中には12歳以上の希望者への接種も開始する予定で「高校生などの対応など今後の検討にはなるが、7月中には対象者の9割は終えたい。現状でも多良間村ではコロナの感染者が発生していないので、このままゼロを維持していければ」と話した。