政治・行政
2021年7月17日(土)8:59
城辺役場跡地に児童館/宮古島市
世代間交流施設建設へ/来年4月の供用開始目指す
児童館や子育て支援センターなどを併設した、宮古島市城辺世代間交流複合施設(仮称)が旧城辺町役場跡地に建設される。幅広い年齢層が集う「交流拠点施設」で、来年4月の供用開始を目指す。地元では「子供からお年寄りまで利用できる」と喜んでいる。
21日開会予定の市議会臨時会で、同施設の建築請負契約が可決されれば工事に着手する。
市によると、施設は鉄筋コンクリート1階建て。面積は約555平方㍍。建築の請負金額は2億1600万円で、電気、機械などを合わせた総事業費は3億2000万円を予定している。
施設内には子供の成長を育む児童館、子育てを支援するセンターを柱に、交流施設や多目的ホール、会議室を設置する。
同施設については基本計画策定委員会が2020年2月に、地域住民の意見をまとめた計画書を市に提出していた。
建設予定地の旧城辺町役場跡地は国道390号沿いにあり、城辺小学校の敷地に隣接した場所。市都市計画マスタープランでは地域拠点ゾーンとして位置付けられている。