ワクチン接種歴を証明/市、申請受け付け始まる
海外渡航予定者対象
海外渡航の際に新型コロナウイルスワクチンの接種歴を証明する「ワクチンパスポート」について、全国の市町村で26日から申請受け付けが始まった。宮古島市では健康増進課に担当を設置。同日午前中に3件の申請があった。
受け付け方法は窓口や郵送など自治体によって異なる。市では原則として郵送での受け付けと郵送での交付としている。申請は無料だが返信用封筒(84円切手を貼り返送先の住所を記載)は申請者で用意する必要がある。
ワクチンパスポートには、国籍や接種したワクチンのメーカー名等が記載される。手続きには▽予防接種証明書発行申請書▽旅券(パスポート)の写し▽予防接種済証または接種記録書の写し▽本人確認書類-が必要。
現在はイタリアやトルコなど7カ国での入国手続きの際に利用可能。
同課では「申請の手続きは新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から基本郵送で対応している。どうしても窓口での対応を希望する人は来庁前に事前に電話をしてほしい。すぐに(申請者全員が)発行できるというわけではないので希望者は余裕を持って対応してほしい」と呼び掛けている。
問い合わせは市健康増進課新型コロナワクチンパスポート担当(電話73・1978)まで。