當眞さん(上野小4年)最優秀/宮古地区文化活動大会
JAグループ「家の光協会」が子供向けに発行する月刊誌「ちゃぐりん」の記事を活用した体験を発表する「宮古地区文化活動大会」の表彰式が16日、JAおきなわ宮古地区本部で行われ、最優秀賞を受賞した當眞李織さん(上野小4年)、優秀賞の漢那りょう君(伊良部島小3年)、優良賞の西平蒼生君(南小3年)に砂川隆JAおきなわ宮古地区本部長から賞状と副賞が贈られた。最優秀賞の當眞さん、優秀賞の漢那君の作品は県に出品される。
今年は60回の節目の大会だったが、新型コロナウイルスの影響で聴衆の前での発表は中止になり、原稿審査で行われた。
最優秀賞を受賞した當眞さんの作品は「『ちゃぐりん』は私の教科書」と題し、SDGsの目標の一つ「海の豊かさを守る」ために、海に行ったらごみ拾いやマイボトルを持つことにしたことを決め、「きれいな海の魚や生き物を守るために、自分できることから始めていきたい」とつづった。
また、「ちゃぐりん」の「野菜コーナー」が大好きな當眞さんは、ピーマンやキュウリ、トマトなどの苗を植えて育て収穫したことを紹介。「自分で育てた野菜は一番おいしくて、家族みんなが笑顔になった」と書いて、自然と農業の大切さを訴えた。
「ぼくもだいすき『ちゃぐりん』」と題し優秀賞を受賞した漢那君は、新型コロナウイルスの予防方法は、うがいや手洗いが大事ということを知り「外から帰ったらきちんとする」と決意を示した。
漢那君は「伊良部島のきれいな海や『ピンクの玄米』を掲載してほしい」と「ちゃぐりん」編集部に呼び掛けもした。
優良賞の西平君は「『もちもちの家の中でおあそび!のまき』を読んで」と題し、「ちゃぐりん」を読むことで楽しく知識を増やしていくことを紹介した。