社会・全般
2021年8月20日(金)8:59
水道タンクに落雷/来間島
ポンプ損傷で水圧下がる
18日午後6時すぎ、来間島の水道配水池に落雷があり増圧ポンプが損傷した。断水はないが、水道の水圧が低い状態となった。19日午後の時点で、復旧のめどは立っていない。会見した市上下水道部の兼島方昭部長は「メーカーと部品交換などの調整をしているが、時間を要することも懸念される」と説明した。
市は19日午後、広報車で住民に周知した。来間島には107世帯160人の住民が生活している。断水はしていないが、水圧が下がることで湯沸かし器の着火に時間がかかる可能性があるという。島内にはリゾートホテルがあるが、配管の系統が異なるため、支障はないという。
18日夕の宮古島地方は前線の南側にあって温かく湿った空気が入り込み積乱雲が発達して天気が崩れ、雷も発生。気象台は雷注意報を発表していた。市によると配水池に避雷針は取り付けられているが、落雷による事故が極めてまれに発生するという。