「入院調整中」大幅増/新型コロナ
136人、4日前の3・4倍に/自宅療養中も3桁台で推移
県内、島内とも今月に入って感染急拡大が続く中、その影響は宮古島市の療養状況にも如実に表れてきている。今週は入院調整中が増加傾向で推移。20日時点では136人となり、4日前の月曜日の16日時点(40人)に比べて3・4倍となっている。自宅療養中も先週末から3桁台に突入すると、今週は140~160人台と高い数値で推移しており、厳しい数値が示され続けている。
今週に入り入院調整中は、16日時点が人だったが、17日時点で61人、18日時点で94人となり、19日時点は123人、20日時点は136人となった。
自宅療養中も今週は高い数値で推移している。先週前半は20人台で推移してきたが、その数値は上昇傾向を続けてきた。
今週に入ってからは常に3桁台となり、16日時点で156人、17日時点が163人、18日時点151人、19日時点149人、20日時点で147人と高い数値で推移している。
20日現在の入院中も宮古病院、民間病院を合わせて25人。新型コロナ用に用意されている病床数にも限りがある脆弱(ぜいじゃく)な離島医療においては、新規感染者数を減らすことが喫緊の課題となっている。
あす22日は通常であれば親族で集う旧盆の送り日。県や市から外出の自粛が求められる中、人の往来がどうだったかは今後の感染者数によって示される見込みだ。