生産農家らを表彰/マンゴー共和国フィナーレ島の駅
期間中の売り上げ1億円
宮古島産マンゴーの全国区ブランド化を目指した「マンゴー共和国」がこのほど、フィナーレを迎えた。生産者表彰式が27日、島の駅みやこで行われ、田原フルーツランドにベスト・オブ・ザ・イヤー賞が贈られた。期間中のマンゴーの売り上げは、昨年に続き1億円を突破した。
表彰式では、同共和国副大統領を務める宮古島観光協会の砂川靖夫副会長が一人一人に表彰状を手渡した。
実行委員長を務めるパラダイスプランの西里長治社長は「コロナ禍の影響を心配していたが、店頭販売が好調だった。生産者の皆さんが良いマンゴーを作ってくれたおかげ。大変感謝している」と強調した。
ベストセールス賞の我如古真也さんは「今年は例年より色のり、形が良かった。知名度の低い品種『夏小紅』も販売していただいた。また来年も良い物を作りたい」と述べた。
同イベントは6月11日から8月22日までの約2カ月間、実施された。今年は店頭販売で8800万円、通信販売で1500万円と1億円を達成した。
表彰されたのは次の皆さん。(敬称略)
ベスト・オブ・ザ・イヤー賞(最高売り上げ)=田原フルーツランド▽ベストセールス賞(最高平均単価)=我如古真也▽エクセレント賞(最多納品日数)=長立ファーム▽通販躍進賞=砂川洋子