予約枠900人分空き/ワクチン集団接種
きょう受け付けでも対応
夏休み期間中最後となる12歳以上の市民を対象とした新型コロナウイルスワクチン集団接種が28、29の両日、市役所で行われている。28日は児童生徒が保護者と一緒に訪れ、接種している姿が見られた。市ワクチン対策室によると同日の予約空き状況は240人分の枠があったが、当日受け付けにも多くの市民が訪れていた。きょう29日も集団接種が行われるが、約900人分の枠が空いており、同対策室では積極的なワクチン接種に協力を呼び掛けている。
接種しに訪れた親子は「子供たちへの感染が広がっているので怖い。ワクチン接種で少しでもリスクが減らせれば」と話した。
予約は予約センターへの電話と、LINEのQRコードを使ったシステムで受け付けを行っていて、定員にも「電話予約枠」と「LINE予約枠」がある。また、当日受け付けは接種券と予診票、身分証明書を持参することで接種が受けられる。
市は9月末までに希望する市民全員にワクチンを打ち終える方針で接種計画を立てている。12歳以上の対象者4万8563人の75%に当たる3万6422人を目指しており、27日現在で1回目接種が3万4496人(接種率71・0%)、2回目接種が2万9963人(同61・7%)となっている。
2回目接種率(8月26日現在)が最も低いのは19~22歳の17・7%。次いで12~15歳の18・8%。23~24歳は30・5%、16~18歳は30・6%となっている。
一方、最も高いのは65歳以上で82・7%、次いで60~64歳の69・7%、50~59歳の62・5%。40~49歳は50・0%、30~39歳は43・2%、25~29歳は37・6%となっている。